中国でVPNを使う方法:2017年版 - 中国IT情報局

2017年も中国ではGmailやGoogleを含む多くのサイト・サービスが規制され接続ができません。日本にいた頃と同じように中国でGmailやGoogleを使うための手段であるVPN接続について解説

2015年1月末下記に移転しました。

https://jcvisa.info/

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中国でネット [6] - 正しいDNSを使って高速アクセス

【中国の検閲システムのおさらい】

中国の検閲システムは複数の方法でアクセスを遮断しています。
そのうち特に頻繁に使われていると思われるのが、下記2点です。
  • IPアドレスブロックキング
  • DNSフィルタリング
前者は”ある特定のIPアドレスへのアクセスを遮断”し、後者は”あるURL(例えば yahoo.co.jp)から引き出せるIPアドレスを間違ったまたは返さない方法”です。
普段、なにげなく使っているとわからないのですが、インターネットの世界は基本4ブロックのIPアドレス(例:123.456.789.101)をもとにアクセスを行っています。(※IPv4の場合。v6の場合6ブロック。)
前者はそのIPアドレスへのアクセスを妨害することです。

わたしたちが普段使うのは http://www.なんちゃら.com とかですが、コンピュータの内部ではすべてIPアドレスに変換されています。この人間がみてわかるURL(アドレス)からIPアドレスを引っ張るインターネットの住所簿がDNSと呼ばれるものです。後者はこちらを妨害します。

【正しいDNSを使うことのたいせつさ】

中国国内のDNSはDNSが保持している情報が間違いだったり、上記の検閲システムから誤りだったり、間違いでなくてもDNS自体の性能が悪く、結果インターネットの使い勝手をいちじるしく低下させています。また、DNSの情報はみなさんがつかうPCにも一部コピーされるので、誤った情報がコピーされているとPCのネットアクセス自体がおかしくなります。

したがって、IPアドレスのフィルタリングを回避するVPNサービスと、このDNSの設定は表裏一体みたいなものです。(やや誇張気味ですが…)。たまたま面白い記事をみつけたので、下記ご紹介。

「8.8.8.8,8.8.4.4」より速い「129.250.35.250」
http://www.koikikukan.com/archives/2011/09/17-035555.php

検閲で見られない方のためにいいますと、ツール(Domain Name Speed Benchmark)で早いDNSサーバを探してそれを使いましょうということになります。ここの記事では、インターネットのイーサカードに設定していますが、中国在住の方はVPN接続に設定したほうがいいでしょう。(下図、参考に…)

まずは、VPNのプロパティを開きます
中国語からQQ、両替に仕事まで中国生活のニュース
※クリックすると画像を拡大表示します

次に、上記のツールででてきた速いDNSのアドレスを打ち込み、保存。これで完了!
中国語からQQ、両替に仕事まで中国生活のニュース
※クリックすると画像を拡大表示します

とてもお手軽ですね!

【キャッシュされたDNS情報は?】

これを設定する前に保存された誤ったDNS情報などを初期化するやりかたをついでに書いておきます。VPNへ接続したあと使うといいかもしれません。
Windows XP/Vista/7の場合は、[スタート]-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[コマンドプロンプト] を指定します。すると、真っ黒な画面が出てくると思うので、そこに下記を打ち込んでEnterを押します。

ipconfig /flushdns

成功すると”Successfully flushed the DNS Resolver Cache.”とでてくるはずです(下図参考)。これ以降、アクセス時には、上で設定したDNS情報をもとにアクセスするようになります。

中国語からQQ、両替に仕事まで中国生活のニュース
※クリックすると画像を拡大表示します

ブロックテスト 2011-09-15

【日本人がよく使うサイトのいまを知る】

Google トレンドなどから、日本人がここ1年間でよく使っているサイトのうち不安定またはブロックされているサイトを抜粋しました。参考になれば幸いです。

【接続が不安定なサイト】

運営元のサーバが不安定なために、接続が不安定…ではなく、不定期にまたは不確定的にアクセスが遮断されたり妨害されたりしているサイトです。 【接続がブロックされているサイト】

URLまたはDNSレベルで遮断されるものまたはHTTPアクセスが遮断されるサイトです。 テストしていて気づいたのですが、Googleのいくつかのサービスは遮断されているようです。ぅぅむ…。
中国生活では、VPN使ってないと不便きわまりないですね。

中国でネット [5] - 中国と騰訊QQ

【騰訊QQとは?】

中国において、切っても切り離せないのが騰訊(Terence)QQ。
ソフトはMSN MessangerやICQ、Skypeなどに近いのですが、中国のIT事情を反映した独自の機能を多く盛り込んでいます。

主な機能として…
  • メッセンジャ機能
  • 伝言機能
  • 画像などの直接貼り付け
  • 音声チャット(Skypeのそれに近い)
  • ビデオチャット(同上)
  • グループチャット
  • コミュニティ機能(mixiのリアルタイム版)
  • 音楽ファイルの共有
などがあります。英語もちゃんと読めない人が多い中国において、フル中国語でサポートする本ソフトウェアは、大変重宝されています。
また、ITレベルの低いユーザが多い中国ならではの機能として…
  • ファイル転送機能
  • リモートコントロール機能(操作側/受け側共に)
  • 画面キャプチャ転送機能(ビデオも可能)
  • 2G/3G携帯でのサポート(PC持ってない人向け)
などなど。PC持っていない人も持っている人も気軽に使える頼もしいソフトです。

【QQの使われ方】

中国はかなりまともになったとはいえ、場所によってはまだ回線事情が(例の検閲システムと相まって)ひどく頻繁な切断などは日常茶飯事。また、メールボックスの容量制限が厳しいことやFTPなどが一般的ではないこともあり、大容量のファイル(CADや画像データ)を転送&レジュームできる本ソフトウェアは購買部や管理部などに取ってなくてはならないツールとなっています。

実際中国人の方からもらう名刺にQQ番号が書いてあることは少なくありません。また、中国の大手企業のサポート体制は、多くが ”1.電話での窓口 2.QQでの窓口 3.メールフォームからの問合せ” の三種の神器になっています。

QQ
※中国電信(中国のNTT)のQQ窓口

【騰訊QQとセキュリティ】

と、ここまではいいのですが…機能からわかるかと思いますが、日本の会社におけるITガバナンスという点からは脅威そのものです。
このソフト、特殊なポートが使えない場合でも、一般的なHTTPポートを利用します。かんたんに言えば、IEブラウザのように振舞うので、社内にFWやProxyを設定していてもそのまま素通りします。また、下記の機能は、昨今騒がれている社内情報の漏洩に大活躍です。
  • ファイル転送機能:大容量ファイルも効率的に転送。顧客名簿など(ry
  • リモートコントロール機能:PCつけっぱなしにしておけば、いつでも社内に入りたい放題(固定IPあれば)
  • 画面キャプチャ転送機能:コピー禁止の書類でもそのまま転送
  • 音楽ファイルの共有:著作権侵害なんのその
  • 2G/3G携帯でのサポート:携帯さえ持ち込めば見た内容をそのまま文字化して送信可能
と、IT管理者に言わせると”トンデモソフト”でしょう。また、QQの運営元がBlogやゲームなどモバゲーなど顔負けのサービス充実ぶり。仕事の効率が落ちないわけがありませんね。もちろん、セキュリティに対する考え方が甘いので、セキュリティホールも多数です。

【個人PCと騰訊QQ】

個人で使う場合でも、必要な機能に絞り、不必要と思われるものは全て削除またはブロックすることをお勧めします。私の場合、本ソフトをベンダとのやり取りに利用しているので、メッセージ機能以外は基本ブロックしています。とはいえ、ブラックボックスなソフトなので、気休めにしかなりませんが…。

中国でVPN [14] - VPN速度テスト

【中国移動『天翼』で速度テスト】

本日は中国移動の無線サービス『天翼』で速度テストしてみました。『天翼』は”遅い&切れる”でとても有名なサービスですが、実際のところどうなのでしょう?朝の空いている時間に、ネット速度のテストしてみました。

速度テストに使ったサイトは、ネットユーザの間では有名なSpeedtest.netです。
http://www.speedtest.net/

(VPNなし)
Server:Macau(マカオ)
PING 88 ms
DOWN LOAD 1.48Mbps
UP LOAD 0.80Mbps

天翼は3Mbpsのサービスなので、実行率速度が約5割というところでしょうか。もっとも場所や時間帯で大きく変わると思いますので、目安程度にはなりますね。
さて、ここから私が使っているVPN業者経由での速度テストです。

【VPN経由で速度テスト】

StrongVPN.com
Server:San Francisco. CA
PING 242 ms
DOWN LOAD 0.57Mbps
UP LOAD 0.70Mbps

StrongVPN自体が西海岸に本拠地を置いているので、西海岸の都市が自動選択。距離が大分遠いのでやはり速度低下が起きてしまいます。

(No VPN)
Server:San Francisco. CA
PING 248 ms
DOWN LOAD 0.53Mbps
UP LOAD 0.53Mbps

念のためVPN業者のせいじゃないことを証明するテストとして、同一サーバ(サンフランシスコ)でVPN経由しないでテスト。検閲に引っかかるせいか、むしろVPN経由より遅くなりました(苦笑)

【結果…】

性能の悪い検閲サーバが検閲可能な通信方法を使うより、無検閲でスルーされるVPNを通したほうが良好な結果がでるということでしょうか?
まさかとは思うのですが、検閲システムはテキストベースで全単語を比較検索掛けているとかなのかな?と、ふと思いました。もしもそうだとすれば、当然サーバ自体にも負担はかかりますし、ネットからのレスポンスは遅くなるよな~などと。

中国でネット [4] - 淘宝網がVPN販売禁止

【中国のVPN規制強化へ】

深圳では大学生の国際運動会(ユニバシアード)が先日終了して、いよいよ国際化が本格化…と思ったら、時代に逆行するかのように中国当局の締め付けが強化です。

中国当局のネット規制さらに厳しく、淘宝網がVPN販売禁止
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0825&f=national_0825_070.shtml

レコチャイは、夕刊ゲンダイとかフジのレベルなので、信ぴょう性はいまいちですが、実際に淘寶網を検索してみると少しまえまであった中華系VPNのサービスが消えていました。
検閲システムが補足できるProxyサービスは健在

この通知自体は8月21日ごろでたようで、台湾のサイトでは本文が載っていました(ただし、繁体字)

有關部門通知 淘寶網禁止出售VPN產品
http://tw.aboluowang.com/news/2011/0821/%E7%BF%BB%E7%89%86%E5%8B%95%E6%85%8B%E6%9C%89%E9%97%9C%E9%83%A8%E9%96%80%E9%80%9A%E7%9F%A5%E6%B7%98%E5%AF%B6%E7%B6%B2%E7%A6%81%E6%AD%A2%E5%87%BA%E5%94%AEVPN%E7%94%A2%E5%93%81-131931.html

これにあわせて、アクセス自体(VPNサーバへの接続)もカット開始しているようです。中華系は政府の役人が読めるだけに(前述のサイバーポリス)、つぶされたということですね。でも、欧米系のVPNサービスはまったく影響を受けてないのは、当局の一般民衆は英語読めないだろうという認識なのでしょうか?(苦笑)

中国政府のこの手の規制に巻き込まれたくないかたは、ぜひVPNをどうぞ。
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