【人民の口を塞いではいるものの…】


このサイトでたびたび中国政府のネット規制について記載していますが、人民はどうやってその規制をかいくぐっているのでしょう?
大きく分けて3種類ほどあるようです。

1. 隠語
一番簡単なのは隠語を使う方法です。ネットを徘徊するといろいろと聞きなれない単語によく遭遇します。規制関係でよく出てくるのは、政府や当局を指す”天朝”です。また、規制回避の方法を”翻牆”などと記載しているようです。

Puff v0.11 另外一個「翻牆」軟體
http://briian.com/?p=6526
※ブロガー自体は台湾のようですが、アクセスは内陸からもかなり来ている模様

2. 各種ツールの利用
日本と異なり銀聯という独自の世界を形成し、さらに信用という概念があまりないせいか、クレジットカードが中国では普及していません。一般にVPNなどはVISAやMASTERが普通ですし、こういう会社が銀聯で決済を認めているケースはありません。また、中国人自身もこういうサービスに対価を払うという概念がまだないので、VPNサービスを購入するというのは非常に難易度が高いです。
ここに自組織の宣伝兼ねて目をつけたのが法輪功です。前に紹介した無料VPN(特にソフトを使うタイプ)などは、法輪功やその関連組織が開発しているものがかなりあり、そういうサービスが欲しい人民と組織拡大を狙う法輪功で合致したと思われます。

3. オフラインでの活動
原始的ではあるのですが、中国が絡むとそうなるのかなというものです。台湾の故宮博物館前や、香港の九龍駅周辺などで法輪功の方が活発に活動しているのは知っていたのですが、今回はじめて新しい方法に出会いました。それは、なんとお札です。

IMAG0925

最初目にした時、落書きかと思ったのですが、よくよく見てみると…

IMAG0926

自殺などは迫害のための捏造、暴露して邪悪(おそらく中共)の迫害を止めさせよう などと書いてあります。
普段からぐちゃぐちゃに使われる中国の紙幣ですが、これはうっかり見落としそうながら、物珍しさから口コミで結構広がるのかもなぁ…と考えてしまいました。