【少し異常じゃないだろうか?】

上海の物価は非常に高い。少なくとも中国国内の他の地域と比べると驚くほど高い。私がここ2年ほどで周った地域の中でも飛び抜けて高い。ただ、全部が全部高いというわけでもない。ジャンル別に分けて見てみよう。

【食事】
自助餐:量が実は異なるので比較しづらいのですが概ねです。
  • 上海:20RMB程度
  • 大連:15RMB程度
  • 広東:13RMB程度
エリアにも異なるかとは思いますが、私が行くところは市中心地なので差はほぼないのではないでしょうか。上海は高い上に、まずい。化学調味料の入れすぎなところが多くて、あまり外では食べたくないです…。

外国料理:日本食のランチ価格を参考にしています。
  • 上海:50RMB程度
  • 大連:45RMB程度
  • 広東:40RMB程度
広東は場所にもよるのですが、中心部を外せばかなり価格が落ちます。一方で、上海で同じものを食べると普通に100RMB飛んでしまいます。ただ、下手な中華料理屋(例えば、上海人家など)で食べるよりも、日本料理屋の方がコスパ高いです。

【不動産】
部屋:日本人向けではない一般マンション(100平米、築10年以内)
  • 上海:6,000RMB程度
  • 大連:5,000RMB程度
  • 広東:4,000RMB程度
上海は市の中心地に古い建物が多いため、古くて狭い上に割高です。日本人が多い古北地区に行くと新しくて大きなマンションがありますが、1部屋2~3万RMBなど理解に苦しむレベル。
広東は後から開発した地区が多いので、比較的大きい上に安いです。大連はちょうどその間でしょうか。

【サービス】
タクシー
  • 上海:13RMB~
  • 大連:11RMB~
  • 広東:13RMB~
タクシーが安いのは大連。ただ、安いせいかタクシーが他の人も途中で乗せて振り回したり、運転が荒かったり、車内が汚かったり。この点、上海は一番いいです。

マッサージ:正規のマッサージ。足マッサージ+上半身1時間
  • 上海:100RMB程度
  • 大連:60RMB程度
  • 広東:6RMB程度
マッサージ屋はきれいな場所になると150RMBとか取るのが上海。どこへ行ってもさほど綺麗じゃない代わりに安いのが広東でしょうか(ホテル併設は除く)

日本と比べて安いものは、人が関わるサービスです。例えば、家政婦、タクシー、引っ越し、配達、マッサージ、ベビーシッターなど。
逆に高いのはある程度の質が求められるサービスやモノ。例えば、医療サービス、輸入品全部、家電製品、電子製品、家具など。また、円が人民元に対して弱くなっているので、同じ日本のモノでも高いものがたくさんあります(ユニクロなど…)
すごいのは、上海ですら平均月収が8,000RMB程度なのに、実際に購入する家(マンション)が500万RMB超えていたりすることです。普通のサラリーマンが1億円の億ションを買うレベルです。このことを指摘しても、「中国人は家を買わないと結婚できないから問題ない」とか「両家の親が頭金を出すから買える」とかとか。インフレが順調に進めば、ローン返済もできるのかもしれませんが、それだけ高騰すると輸出産業が大打撃なのでは?と心配です。

いずれにしても、中国の物価は安い!は今は過去のものになっているわけです。